2015年12月10日木曜日

「売国奴」1名亡くなられました。

作家の野坂昭如さんがお亡くなりになりました。

「美しい国」づくりに励んでいらっしゃる歴史修正主義者・ファシスト・極右の皆さん的には
「売国奴」が一人死んだてことになるのでしょう。

今年の夏に野坂氏が雑誌に寄稿されていた「文章」の一部をご紹介。

「・・・戦争で多くの命を失った。飢えに泣いた。大きな犠牲の上に、今の日本がある。二度と日本が戦争をしないよう、そのためにどう生きていくかを問題とする。こ れこそが死者に対しての礼儀だろう。そして、戦後に生まれ、今を生きる者にも責任はある。繁栄の世を築いたのは戦後がむしゃらに働いた先人たちである。そ の恩恵を享受した自分たちは後世に何をのこすのか」
「・・・どんな戦争も自衛のため、といって始まる。そして苦しむのは、世間一般の人々なのだ。騙されるな。このままでは70年前の犠牲者たちへ、顔向け出来ない」

どうでしょう、この「売国奴」ぶり。
戦争反対、今を生きるものにも責任はあるっていう自虐史観。
「二度と日本が戦争をしないよう・・・」って「平和ボケ」したもの言い。
 さすがです。

また一人、この手の論客がいなくなることは、「美しい日本」作りへ突き進んで行こうとしている皆さんにとっては正に朗報ってことかな?






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